株が騰がる月、下がる月 株のアノマリー記事一覧

アノマリーというのは、因果関係はハッキリしないが、よく起こる現象のことを言う。 たとえばサッカーのワールドカップが開催されている期間は、株式取引が減り、閑散化すると言われている。 株式市場が閑散化すると、優良株は下がらないが、中途半端な銘柄は買い手が居ないので、下落する。 これは株のアノマリーの一つだ。 また7月上旬や12月上旬は、株価が上がりやすいと言う。 なぜならこの時期はボーナスが出て、ボー...

アノマリーとは、ハッキリした原因はよく分からないが、よく発生する現象のことだ。 アノマリーにも、よく起こるアノマリーと、たまに起こるアノマリーがあるが、実需(じつじゅ)を伴うアノマリーは、比較的起こりやすい。 たとえばアメリカ国債で資金を運用している機関投資家は、毎年2回、利払いを受け取る。 海外の投資家やファンドの場合、その利払いを受け取って自国通貨に替える。 これは実需だから、為替相場を動かす...

7月のアノマリーとして挙げられるのは、七夕天井・天神底という言葉だろう。 7月上旬の七夕(たなばた)当たりが株価のピークで、7月24日の大阪天神祭(てんじんまつり)の頃が、株価の底になるというアノマリーだ。 実際どんな感じなのか、データを取って調べて見たいところだが、さすがにちょっとしんどいな。 それに正味2週間しかない間に天井と底が来るというのは、ちょっと値幅がなさ過ぎるし。 で、なんで七夕天井...

8月のアノマリー。 8月は、株安・債券高になりやすい月だという。 8月には、株式市場から国債などの債権に、投資資金が移動する傾向がある。 簡単に言うと、株を売って国債を買う流れが出来やすいってことかな。 株から債券に投資資金が移動すると言うことは、8月初めに株式利回りが下がり、債権利回りが上がっているって事だろう。 つまり株価が高くなりすぎてて投資利回りが悪化し、逆に債券は売られすぎてて利回りが良...