2018年前半の株式相場はどうなる?
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2018年前半の株式相場はどうなる?
こういう記事を書き出そうとしてから、すでに1ヶ月が経ってしまった。
このサイトでは、4ヶ月毎くらいに、それまでのまとめ的な記事をあげているが、今年はどうしよう。
そんなことを考えていたら、2018年はいきなり初週に海外投資家がドカンと買ってきた。
大発会の1月4日に日経平均が741円も暴騰して、さらに翌日も200円上昇で、昨年来高値を更新するという驚きの展開。
翌週の投資家主体別売買状況を見ると、たった2日で4,500億円以上の買い越し。
いくら縁起物の大発会だとは言え、これはいくらなんでもやり過ぎだ。
そう思っていたら、第2週にはもう買いが止まり、第3週からは売り越しで、結局2018年1月は、-477,331百万。
大発会直後に4,500万も買い越しておいて、結局それ以上、売ってたらしい。
2018年1月の海外投資家動向
一方、株を買っているのは信託銀行や投信などで、5475億円も買われている。
信託銀行の買いは約2700億円で、投信も同じく2,700億円くらい。
信託銀行は日銀ETF買い入れ絡みの買いだろうが、投信はどうやら高値づかみさせられた模様。
コレは結構ヤバい状況かも。
案の定、2月に入ってから、株価は乱高下し始めた。
元々はニューヨークダウが1,000ドルを超える大幅下落がキッカケだが、海外の投資家が資金を引き揚げにかかっている可能性も高い。
また、日経平均株価が上がるとき、下がるときでも書いたとおり、日本株は、個人投資家は買っていない。
また日経平均が下がらないのは、自社株買いと日銀のETF買い入れで下支えされているだけなので、これが怪しくなれば、やっぱり大きく下がる可能性も高い。
2018年前半は、もしかするとカラ売り天国かも。